女性

ボトックスで小顔美人【傷跡等を気にする必要もない】

  1. ホーム
  2. 注入治療の基礎知識

注入治療の基礎知識

注射

こんな人に向いている

美容外科クリニックでお馴染みのボトックスは商品名で、成分の正式な名前はボツリヌストキシンといいます。ボツリヌス菌は食中毒の原因として知られ、19世紀にドイツ人医師によって発見されました。その中からボツリヌストキシンというタンパク質が分離されたのは1875年のことで、神経の伝達を妨げることが確かめられています。しかし薬も使いすぎれば毒になり、毒素も使いようによっては薬になります。ボツリヌストキシンを初めて医療用に使ったのはアメリカ人医師のアラン・スコットで、1970年代後半のことでした。現在では神経の異常な興奮を抑えて、筋肉の緊張を解きほぐす効果が利用され、眼瞼痙攣の治療に用いられています。ほかにも片側顔面痙攣や痙性斜頸、重症の多汗症などの治療には保険が適用されます。外国では過活動膀胱や偏頭痛の治療に用いられることもあります。シワを取ったりエラを小さくしたりする治療は美容目的となるため、残念ながら保険の適用にはなりませんが、2009年からは日本の厚生労働省も正式に承認しています。もともと毒素なので怖いというイメージがあるかもしれませんが、ボトックスはごく微量を注射するだけなので、その部分にしか作用が現れません。また違和感を覚えることがあっても、時間が経過すれば自然に解消していきます。ボトックス治療は世界80か国以上で承認され、1000万人以上が受けている安全性の高い治療です。なお日本でボトックス治療を行う医師には、必ず講習を受けることが義務づけられています。ボトックス治療は筋肉の緊張によってできる表情ジワの解消に向いています。筋肉に直接関係のないシワには、同じ注入治療でもヒアルロン酸のほうが適している場合があります。ヒアルロン酸は皮膚の浅い層に注入して、直接肌を持ち上げるのに対して、ボトックスは比較的深い筋肉層まで薬剤を注入するため、施術を行うには皮膚の構造についての詳しい知識が必要です。ただしマイクロボトックスという施術は、ごく浅い部分に薬剤を注入し、顔の表面のシワやたるみを解消する目的で行われます。このように美容外科クリニックのプチ整形にも多彩な種類があるので、ドクターと十分に相談して適切な施術を選びましょう。ボトックスはエラを縮小させたり、ふくらはぎを細くしたりするのにも用いられます。顎の筋肉を痩せさせればエラが小さくなりますし、通常のダイエットでは難しいふくらはぎの筋肉太りにも効果が期待できます。笑ったときに歯茎が見えるガミースマイルは、口元の筋肉の緊張を和らげれば解消されるでしょう。また汗を分泌する神経の伝達を妨げることで、わきがや多汗症を治療することも可能です。日本で承認を受けているボトックスは現在のところアメリカ製の1種類だけですが、世界ではいろいろな種類の薬剤が使用されていて、一部のクリニックでも利用することができます。それぞれ効果や安全性や費用が異なるので、もし施術を受ける場合は納得できるまでドクターに説明を受けてください。薬剤にも消費期限があるため、できれば回転の速いクリニックで施術を受けることも大切です。